自分の孤独死「心配」50% 一人暮らしでは67% 朝日新聞社世論調査

2019年01月13日朝日新聞

 
 朝日新聞社が「人口減社会」をテーマに実施した郵送による世論調査によると、自分の孤独死を心配する人が半数に達した。2010年調査の37%から大きく増えた。

 孤独死することが「心配」と答えたのは、「大いに」13%、「ある程度」37%を合わせて50%。現在一人暮らしの人に限るとログイン前の続き、67%が「心配」と答えた。

後に家族が「頼りになる」は48%で、「あまり頼りにならない」の44%と割れた。60代は「あまり頼りにならない」が51%と多かったのに対し、70歳以上は54%が「頼りになる」と答えた。

 国の推計では、2040年に全世帯の4割が一人暮らしになる。老後に一人暮らしになった時、家族以外で頼りになる人を択一で聞くと、「誰もいない」が13%。女性の10%に対して男性が16%と多く、50代の男性は4人に1人が「誰もいない」と答えた。家族以外で頼りになる人で最も多かったのは「福祉サービスの人」の36%で、続いて「友人」の26%。「近所の人」は16%と比較的少なかった。

 自分が認知症になる不安を「感じる」人は、「大いに」37%、「ある程度」44%を合わせて8割以上いて、女性に限ると、86%が「感じる」と答えた。不安の内容を5択の中
から二つまで選んでもらうと、「家族に負担をかける」が73%と最も多かった。

 介護保険制度についての評価は分かれた。自分の老後の生活の「あてになる」と答えたのは「大いに」「ある程度」を合わせて46%。介護を受けるために、住み慣れた地域を離れることには65%が「抵抗を感じる」と答えた。

 調査は昨年11月〜12月に実施。全国の有権者3千人が対象で回収率68%。